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2008年1月 4日 (金)

茅葺きのある風景

小布施堂界隈の一番東側にヘキイケンと呼ばれる
茅葺きの建物があることは周知のことでしょう。
12月に修景事業の面々が高山村から刈り取ってきた
茅の束が、おそらく乾燥させるためでしょう
おっ立てられていました。

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茅葺きの緩やかなカーブが雪に覆われて
さらに緩やかになり、なんともいえない印象を
与えてくれているような気がします。

技術化の進んだ現代社会ではとても規則的に並んでいる
とは言えませんが、適度な幅とゆとりを持って茅の束が
つっ立っている様は半世紀前を想像させるのに十分な気がしました。

これは新建材ではもちろんのこと、レンガや瓦でも
想像させられない類のものだろうという気がします。

昔はこれしかなかったから・・・
不便さだけが気になってしまったから・・・
便利で、規則的で、見た目にキレイなものを
追い求めてきたのでしょう。
今は技術も、科学も、コミュニティのあり方も変わってきている。

そういう時代であればこそ
一昔前の不便さを・・・
いい加減なようだけどそうでないものを・・・
朽ちていくが故の美しさを・・・
全部許容できる方法を構築していくことが
できるのだろうと、ふと思いました。

こういう思いはでも、世界遺産だとか、国宝だとかいうこととも関係ない。
雪の中に林のようにつっ立っている茅の中で
遊んだら楽しいだろうな・・・などと思う子供心から
浮かんでくるんだろうと思うのです。

 

 

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