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2007年10月

2007年10月24日 (水)

Tシャツ畑

このブログに目を通している人はすでに知っていると思いますが
10/4(木)~11/4(日)までの間、おぶせTシャツ畑が開催されています。
http://www.t-obuse.com/
小布施の畑の中に、手作りのTシャツをアートとして
1,000枚掲げたいというものです。

Tシャツアートといってまず思い浮かぶのは
もちろん、高知県のおおがたの砂浜美術館。
まだ、行ったことはありませんが心ひかれます。

大きな海の砂浜から小さな雁田山のふもとの畑に
舞台を移して、どんな風になるのでしょうか。

Img_3400
Img_3406


秋晴れの土曜日の午後、小布施のパン屋「岩崎」から
チュルシーバンズ片手にランチとTシャツアートを楽しみました。
天気のいい日の畑にはなんともいえない気持ちよさがあります。
ほどよく人の手が入れられている安心感もあるのだなと
思います。

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2007年10月11日 (木)

小布施ッション75 小林美弥子

今回の小布施ッションのゲストは小林美弥子さん。
パッチワーク・キルトの日本における第一人者。
キルトやパッチワークに対しては小林さんもお話の中で
冗談めかして繰り返したような先入観を持っていました。

「裁縫好きのおばさんたちがやるような趣味」
というような認識。自分の祖母もそんなようなものを
つくっていた。ときには毛糸の編み物であったり
籐の編み物であったりした。

しかしそこには長くて深い歴史が隠れていたのです。
お話の中での一つの柱として、アメリカでのキルトの歴史
に関わるいろいろなことをお聞きしました。

今のように女性の人権や人間の自由が許されない
社会や時代の状況の中で、キルトの絵柄に様々な
主張を盛り込んでいる例もあるそうです。
その代表例が“スー”という女の子を柄の中に登場させ
いろいろなことにチャレンジさせることがありました。
現代のぼくたちがブログをさらっと書くような感覚で
当時の主婦たちはキルトを縫い合わせたのかもしれません。

また、キルトの作り方としては、みんなでキルトをまわして
12人がそれぞれ作った12ピースをあわせたキルトをつくったり、
同じ布地を一度しか使わないでキルトをつくったり、
お客様が来るとき専用のキルトを編んだり、
そうした様々な編み方を楽しんだみたいです。

ほとんど家庭の中にしか登場しないものだから
洗練された雰囲気を感じなかったけれど。
小さな布地をあわせた中に広がる大きな世界を
感じような話でした。

キルトはご婦人たちの趣味やボランティア的な
つながりでこれまで進化してきたのでしょう。
これは、経済活動の中に飲み込まれてきた
ほかの様々なものの変遷とは大きく違うものだと思う。
この一点がもしかしたら、なんとなく洗練されてない
と自分が感じてきたことかもしれません。

だとすれば、経済の中に飲み込まれ
作ったり、交わったりする楽しみだけでなく
見せることに特徴的な現代のあふれる物たちと較べて
とてもとても、興味深いもののあり方ではないかと思う。

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