« 東寺ののみの市 | トップページ | Happy Bunji Day! »

2006年11月 3日 (金)

江戸百夢

『江戸百夢』という本がある。
法政大学で教授をされている田中優子さんの本である。
その表紙の中央に「高井鴻山」の妖怪画が据えられている。

Edohyakumu01

江戸百夢とは江戸の時代の無数の夢に思いを馳せるということだろうか。
「近世図像学の楽しみ」という副題の通り、
伊藤若冲から中国、インド、オランダまで
近世の図像とにらみ合う本である。

その高井鴻山のところは
“「北斎を小布施につれてきた男」−そんなタイトルをつけられているのがずいぶん気の毒だ。”
ではじまる。そして、
“鴻山の懐はどうやら、北斎より広く大きい。”
とおっしゃられる。
“鴻山は自らも、南品派の流れをくむリアリズム絵画、山水画、静物画を描くが、
中でも晩年に描いた妖怪画には、知識人としてこの時代を怒りをこめて見つめる迫力がある。”
などと高井鴻山読み解く。

Edohyakumu02

|

« 東寺ののみの市 | トップページ | Happy Bunji Day! »

コメント

裏表紙の「鴻山」一字の装丁も、すごい扱いですよね。
あのボリュームの書籍の中で、なぜ?と不思議ではありませんか?

投稿: matsuki | 2006年11月 3日 (金) 22時56分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/86110/4051434

この記事へのトラックバック一覧です: 江戸百夢:

« 東寺ののみの市 | トップページ | Happy Bunji Day! »