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2006年9月

2006年9月19日 (火)

日本の心 唱歌

9月13日 BAR鬼場では、元信州大学教授の飯田忠文先生をお迎えして、
唱歌の練習が行われました。

当時の日本の心を今に伝える、代表的ないくつかの楽曲を
指導していただく中で、
うまく歌うことよりも、作り手の意図やメッセージを
伝えようとしながら歌うことが、大切なことだと
教えていただきました。

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■埴生の宿
■春の小川
■朧月夜
■浜辺の歌
■荒城の月

などを幾度となく繰り返す中で、
その歌詞の一つ一つの意味を教えていただきながら、
往時の作曲者の心に思いを馳せることの出来た
時間でした。

埴生の宿    里見義 作詞

埴生の宿も、わが宿
玉のよそおい、羨まじ。
のどかなりや、春の空、
花はあるじ、鳥は友。
おおわが宿よ、
たのしとも、たのもしや。

ふみ読む窓も、わが窓、
瑠璃の床も 羨まじ。
きよらなりや、秋の夜半、
月はあるじ、虫は友。
おおわが窓よ、
たのしとも、たのもしや。

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2006年9月16日 (土)

だるま

文化事業部では毎年、1月に催される「安市」にて
だるまを手に入れる。

今年は、
小布施堂
文化事業部
修景事業
小布施見にマラソン
の4つのだるまが並ぶ。

それぞれにふさわしい目入れがなされただるま・・・
文化事業部のだるまだけは、
まだ未完のため、半目である。
永遠に未完であり発展し続ける。
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2006年9月14日 (木)

「書」を書く人

今回お会いした川村龍洲先生は、
長野市の書道教室で50名ほどの生徒さんを抱えておられます。

伝統的な書道では、右利きを基本とすることが多いそうですが、
龍洲先生は、左利きの子供たちに右手で筆をとらせることはしないといいます。
それは、利き手をわざと変えることで、体のバランスが崩れ、味覚がおかしくなるなど、
身体感覚が狂う可能性があるからだそうです。
ただ、個性を伸ばすということ以上に、自然であるということを考えさせられます。

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龍洲先生は還暦を迎えられておりますが、
ダジャレ好きで、セーラさんのダジャレにいたく気にいられておりました。

今回は桝一客殿で使用する
「桝一客殿」という題字を書いていただきました。
何種類か書いていただいた中にひとつ、
普通、客という字は右側に払いますが、
お客さんが泊まるという意味をこめられて、客の払いの部分も留められております。

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鴻山記念館と幟の広場に、高く掲げられる幟。
この書は、もとは鴻山自身の手になるものだそうです。
人間が書をしたためるとき、
自分の身長以上に長い一筆をひくことは出来ない。
だからきっと、鴻山は長身であったに違いないとおっしゃいます。

書を通じて250年前の鴻山に思いをはせる龍洲先生。
何かの道をまっすぐに歩き、極めて行くということは
そういうことなのかもしれません。

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2006年9月13日 (水)

茂木さんともぐもぐランチ

セーラさんが茂木さんが来ると言ったのはいつだったか?
今日は昼前に6人で茂木健一郎さんが小布施に立ち寄られました。
こっちも負けてられない!と、
傘風楼でのランチは総勢15名に。

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茂木さんは、何にでも興味を示されるようで
セーラさんとダジャレならぬ言葉遊びの応酬をしながら
ランチは盛り上がりました。
界隈は蔵が多すぎてクラクラするそう。

傘風楼・梅澤さんのピザ回しを見て、すぐチャレンジ。
ここにもクオリアとアハッの秘密があるのかもしれません。
私たちも一日一善ならぬ一日一ダジャレを考えるのが
いいかもしれない。

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茂木さんはリンゴのTシャツを着ていた。
リンゴを落ちるのを見て、
万有引力に気がついたニュートンと、
リンゴを食べてクオリアに目覚めたドクター茂木。

ランチの後は、市村家本宅でお茶を飲まれた後、
須坂市の田中本家へ。

館長の田中さんの説明を受けながら、江戸時代から
本当に驚くほど、何でもかんでも保存されている
田中本家の所蔵品に
クオリアを感じられていた様子。
特に英雄番付なるものには興味を引かれたいた様です。

長野駅までお送りすると、
茂木さんは「涼しいなぁ」と最後に言いながら
帰路につかれました。
お忙しいところありがとうございます。
また小布施へおこしください。

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2006年9月12日 (火)

小布施ッション#62

2006090909月9日は第62回の小布施ッション。
カルチャースタディーズ研究所主宰の三浦展さんをお招きしました。
ご存知のように「下流社会」がベストセラーとなり、今注目を集める研究者の一人です。

三浦さんの講演は質問から始まりました。
「1878年に日本で5番目に人口が多い都市は?」
これにセーラさんが1発で正答。少し三浦さんも困った様子。
正解は金沢で人口10.8万人、1番はもちろん東京の67万人ですが、
上位20都市には今とは違って、日本海側の都市が多く入っています。

そんなところから、現状はシャッター通り化している現状と
正反対のファスト風土化する郊外の様子を解説。

ファスト風土化はアメリカでも、フランスでも、世界中で進行している。
ファスト風土化はとどまることなく進行する。
古ぼけたファスト風土は、新たに生み出されるファスト風土に食われる。
共に生きるという観念のないファスト風土。
そこにあるものを引き受けることのないファスト風土。
町がなくなっていく。 そして何もなくなってしまうかもしれない。

三浦さんは最後の方で、
ファスト風土にかわるニューアーバニズムなどの実験が
アメリカでも行われていることを紹介する。
それは、何だろう・・・日本の街じゃないのか。

 街には、子供を育てて、一人前の大人にするという機能があったのではないか。
 sustainable=持続可能な というのは、子供を育てたくなる環境だという。
 
最後に「街育」のすすめで締めくくってくれました。
1.子供が育つ街−自立心、公共心←→下流社会、意欲のない若者
2.住民同士の自然なコミュニケーションがある=コミュニティがある
3.職住一致・近接し、働く場所・ものを作る場所が見える。
4.異なる世代、職業が混在し、お互いに関係しあっている。

小布施堂本店の料理に舌鼓をうち、
2次会も遅くまで盛り上がりました。
9月もたくさんの学生が手伝いにきてくれました。
いつもより大きな波を残していった9月だった気がします。

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シナモン+スパイス and everything OK

9月9日(土)の午後、SPICEが小布施に到着。
この前みた写真は生まれたばかりの子犬。
今はもう4ヶ月で、大きさは柴犬ぐらい?
小さくてかわいらしい子犬が抱えられてくるのかとの予想は大きく外れ、
元気よくじゃれ回るスパイスがきた。

それまでおとなしかったシナモンにじゃれると、
シナモンもそれに応えて、もう大変!
11歳年のはなれた2匹はこれからどうなるのでしょうか?
Cs

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2006年9月 4日 (月)

GLMN

2006/8/28までギンザ・グラフィック・ギャラリーにて20060824_01_1
<アレキサンダー・ゲルマン展:ニューヨーク・コネクション>が開催されていました。
8月24日、ゲルマン本人を迎えて開催されたギャラリートークに参加。

このgggでの企画は、ゲルマンにとっても初の大規模な回顧展であった。
2001年にはニューヨーク近代美術館が選ぶ「あらゆるメディアにおいて、世界でもっとも影響力のあるアーティスト」の1人に選出されている。

これまで、何らかの機能を足すことによってよしとされることが主流だった。
ゲルマンのデザインは、足すことよりも引くことsubtractionによって、構成されていく。そこには、過剰にものを積み重なる現代へのまなざしがあるのかもしれない。
なにが無駄なのか判然としない現代にあって、それを見定め、無駄を省き、必要なものに専念することが必要ではないだろうか。

会場に現れたゲルマンは、いたずらな少年のような雰囲気を持っていた。一見すると世界を代表するデザイナーのようではない。もはや、そういう既成概念自体が意味を成さないのかもしれない。
ゲルマンの一見すると抽象的な記号にも見えかねないそのデザインは、それが頭の中でつながったとき、喜びと驚きに満ちたものであるように感じた。

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2006年9月 1日 (金)

大地の芸術祭

越後妻有アート・トリエンナーレは、
新潟県十日町市と津南町を舞台に3年ごとに開かれている芸術祭。
大地の芸術祭、里山アートなどとよばれることもある。

2000年の第1回目から始まり、今年で3回目を迎えた。
ガイドブックをめくると、329この芸術がちりばめられていることがわかる。
8/30にこの場所、というかこの里山を訪れた。

この地域は冬期間、深い深い雪の中に眠る。
普段山の国である長野に住んでいても、このエリアの山深さを感じる。
それでも、そこに人が住み続ける。
そうである限り、里山であるのかもしれない。

旧十日町の西の端、名ヶ山地区ではカヨコちゃんという女の子に出会った。
埼玉からお母さんの実家にきているこの女の子。
道ゆくアゲハチョウをつかまえて、喜んでいるところだった。
この女の子はここを訪れた他の人たちとも、どうかかわったのだろう。

誰が見ても、美しいと思わせられる里山。
そこに人が生きていることが素敵なことだ。

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鴻山の妖怪画

小布施の高井鴻山は、晩年の葛飾北斎を小布施へいざなった人物。
北斎が初めて小布施を訪れたのは83歳の時だと言われる。
鴻山はアトリエとして碧イ軒なる建物を用意し、厚遇したという。

鴻山は自らも画をたしなんだ。今も鴻山記念館で目にすることが出来る。
その中でも特に有名なのが妖怪画である。

酒屋の若旦那として富裕な家に生まれ、
文化・教養をたしなみ、北斎をも招いた鴻山。
彼が妖怪を描く心はどこを見ていたのだろう。

高井鴻山生誕200年を記念して、
「大妖怪画展-鴻山の様式-」が開かれる。
高井鴻山記念館
2006/9/22(金)~12/3(日)

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